A Touch of Art NFT Walls

ストリートアートが起こす街への変革

ミューラルアート(壁画)とNFTアートを連動させた新たな価値提案

澁谷忠臣によるミューラルアート(壁画)

澁谷忠臣によるNFTアート(イメージ)

この度、澁谷忠臣氏と実施したこのNFT企画によって、これまでの「地方での現状」「ミューラルアート(壁画)」「アーティスト」を取り巻く課題の解決に繋がる一歩になります。詳細は別紙1「実施背景について」参照

①公共空間にあるミューラルアート(壁画)をNFT化してアートの所有権を販売します。

・販売するミューラルアートはA Touch of Artと澁谷忠臣による2021年12月2日に新潟市の旧三越の壁面(新潟市中央区西堀通五番町866)に完成させた上記作品になります。

・建物や壁面自体には所有者がいるので、アート部分のみの販売で、取り壊し等の際は建物や壁面の所有者の意向に従ってもらう仕組みになっています。

・NFTによるミューラルアートの所有権の販売は他でまだ実例が確認出来ていないので、最初の試みになるかもしれません。

②ミューラルアートを元にデジタル作品を作り直しNFTアートとしても販売します。

・誰しもが見ることが出来るミューラルアートによって認知が高められるNFTアートになります。

③ミューラルアート(壁画)を活用したAR体験が出来ます。

・AR開始日予定2021年12月24日予定(利用開始から一定期間か、もしくは人数制限があります-調整中)

・上記のミューラルアートに専用アプリ「Artivive」をかざすと作品が動いたり飛び出してきたりします。

参考用映像:https://youtu.be/G6kvodQd63E

・ミューラルアート&NFTアート制作者 澁谷忠臣 (Tadaomi Shibuya) 別紙2「プロフィール」参照

・販売開始 12月18日(土)を予定

・販売場所 Blockchain Art Exchange (BAE)内A Touch of Art Gallery ( https://mybae.io/gallery/ATA )

・実施背景について

ミューラルアート(壁画)は、公共の場において、多くの人にアートに触れるきっかけを提供することができ、アートが生活の一部だと思えるような世界を創造できます。日本では、日常生活でアートに触れる機会が少ないですが、きっかけさえ作れば、年齢や世代に関係なく足を止め、アートに触れたり、カメラを向けたりする人も多くいます。無機質な壁にアートを描くことで、まちの情景を彩り、訪れた人たちに影響を与えることができます。このことは、海外では観光資源としても活用されていることから、住んでいる側も訪れる側にとっても良い傾向があると考えられます。

このような親しみやすいミューラルアート制作において、地方での大きなハードルとなっているものが、制作費用です。アーティストやアートプロジェクトは制作が仕事であり、コンセプトや伝えたい想い、それらを細かく打ち合わせ、伝えるための最高手段としてアートを用いた表現を行います。したがって企画から制作、完成までに多くの時間と費用がかかります。

しかし、文化的な違いもありますが、「0」から「1」を生み出す過程や表現に対しての評価や理解は難しく、アートを創る為の実費のみに目が行き、制作費を正確に試算されないことが多々あります。

そこで、昨今注目されているNFT(非代替性トークン)を使ってミューラルアートの所有権をNFTとして販売し、更にそのミューラルアートを元にデジタル作品を作り、NFTアートとしても販売することで、アーティストやプロジェクトだけでなく、制作依頼者の負担軽減にも繋がります。

更に、これまでミューラルアートは公共空間に描くことから収益化が課題にありましたが、今回のNFT化によって、全国各地で同時多発的に実施されている様々なミューラルアートのプロジェクトにも新たな兆しを提示出来ると考えています。

また、コレクターが所有作品を日本や世界各地の美術館に貸し出すように、NFTの購入者はミューラルアートが描かれた街に自分の所有する作品を貸し出していることと同等になります。これからは、例えば世界的に有名なアーティストの作品もNFTとして所有出来る未来も遠くないと思います。ミューラルアートはキャンパス作品と違い、劣化や建物の取り壊しによって、いつか消滅してしまう作品ですが、街の人たちの記憶だけでなく、NFTによってミューラルアートの存在と購入者の記録は未来まで繋がっていきます。

・アートプロジェクト「A Touch of Art」について

子どもや次世代の体験機会の創出や環境作りを目指して、新潟市を拠点にミューラルアートの制作を中核に置き、コミュニティーアート、NFTアート、ストリートカルチャーに紐づく音楽やスポーツのワークショップの企画、制作、運営などを行っています。

ミューラルアートの制作では、主に壁がある場所や地域の歴史背景などをテーマに設定にして、ミューラルアートを通じてそれらを伝えられるような作品作りを心掛けています。

A Touch of Art HP: https://atouchofart.jp/

A Touch of Art NFT Art Gallery on BAE(Blockchain Art Exchange)https://mybae.io/gallery/ATA

・作品概要について

コンセプト:Past, Present and Future

旧三越の地には昔、新潟奉行所がありました。その初代新潟奉行として就任したのが川村修就です。川村修就は、新潟のために消防制度の確立、砂防林の造成、風紀の粛正などにつとめました。また、日本海近海に出没し始めた異国船に対する防衛拠点を新潟に構築するなど多大な功績を残しました。

今回、その川村修就が300両で作らせたと伝わっている甲冑(かっちゅう)をモチーフに作品を制作しています。配色は川村修就の甲冑の特徴でもある青(紺)色と黒をイメージし描いています。また、その功績から川村修就を新潟を守った英雄(ヒーロー)として捉え、現在の新潟がアニメ、マンガの聖地であることから、アニメのヒーローでもあるスーパーロボットのように未来的に描きました。

この作品を制作するにあたり、未来を考えることは、過去を知ることだと感じました。もし、子供達が作品を通じてこの新潟という街の素晴らしさを再確認し、これからの明るい未来を築くきっかけになれば幸いです。

・アート制作作家「澁谷忠臣 (Tadaomi Shibuya」について

幅広いモチーフを直線と面で再構築する独自の世界観を持つアーティスト。その作風は、幼少の頃のロボットアニメと、HIPHOPやブレイクビーツ、日本の伝統的な様式美に強い影響を受け、音楽と平面表現の接点を模索する中で構築された。その独自のスタイルで、2008年にGIVENCHYのエンブレムデザイン、2011年、NIKE AIR JORDAN CP3.IVのポスター、Tシャツなどビジュアル全般を担当し、同時にKobe Bryant や Lebron Jamesのイラスト、Tシャツデザインを行なった。.2012年には、レッドスキンズのRGIIIのイラストが米ワシントンポスト特別号の一面を飾っている。また2013年にはJORDAN BRANDからの依頼でマイケルジョーダンの88年スラムダンクコンテスト優勝を記念したTシャツのデザインした。

2014年には、ANARCHYメジャーデビューアルバム「NEW YANKEE」のジャケットイラストを手がけ、2018年はGUとのカプセルコレクション、”EYES LOVE TOKYO”が話題を呼んだ。 また、2020年、MIZUNOとの共同開発による、日本代表ユニホームのデザインが発表された。

昨年は日本の伝統文化を再構築するシリーズとして、仏像の絵を中心とした個展「UPDATE」を京都と横浜で開催。これまでに東京、パリ、バンコクでの個展や、ロンドン、NY、LAなど世界各地で数々の展示に参加、表現の場は国内外、ジャンルを問わず多岐に渡る。

澁谷忠臣Instagram: https://www.instagram.com/tadaomishibuya/

澁谷忠臣 NFT Art Gallery “chudo”on BAE(Blockchain Art Exchange)https://mybae.io/gallery/CUD

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